お客さんの声が次の商品を作った!玄米甘酒開発のきっかけ
【2025.12.15】
前回の記事で、乳酸菌入りの甘酒を商品化することに成功した私たち。→前回の記事はこちら「発売初月で驚きの3000本出荷!甘酒『ちほまろ』の成功と挑戦」
販売をスタートさせたあとは、県内だけでなく県外にもどんどん営業をかけていきました。そんな中、福岡の自然食品店「ナチュ村」さんで試飲販売をさせていただくことに!
試飲販売中、来店されたお客さんに「どうぞ飲んでみてください!」と声をかけていたところ、あるお客さんからこんな質問が。
「この甘酒、使ってるお米って白米?」
「はい、そうです。宮崎県産のお米を使っています!」
すると…
「それはいいけど、自然食品店で売るなら、玄米の方が良いんじゃない? 私も玄米なら買うけど、白米はちょっとね…」
確かに、自然食品店=玄米というイメージがありました。なるほど、自然食品を扱うなら、白米より玄米のほうが良いのかも…と、納得しました。
さらに別のお客さんからはこんな声も。
「使ってる乳酸菌ってどんなもの?」
「牛乳由来の乳酸菌です!」
「えっ、自然食品店でわざわざ買う人って、乳アレルギーの人も多いよ?うちの子もそうだけど…」
確かに、牛乳由来の乳酸菌だと、乳アレルギーの人には向かないんですよね…。自然食品店で買い物をする人たち向けに商品を再考する必要があるかもしれない、と感じました。
「商品のことはお客さんに聞け」というフレーズを本で読んだことはありましたが、こうして直接聞いてみると、やっぱりお客さんの声はリアルですね。驚きとともに、わくわく、焦り、不安…いろんな感情が入り混じった瞬間でした(笑)。
実際、もっともっとたくさんのアドバイスをいただいたんです。「容器はもう少し小さいほうが良い」「大きいサイズのほうが嬉しい」「普通の甘酒のほうが美味しい」などなど…。
結局、こうした声を自分たちの商品にどう活かすかがすごく重要なんだと改めて感じました。
こうして、1日で2つの重要なアドバイスをいただきました。
私たちはすぐに玄米甘酒の試作を始め、さらに牛乳由来ではない乳酸菌を探し始めたんです。
次回は、玄米甘酒の試作と乳酸菌探しについてお話しします!どうぞお楽しみに。

