番外編: いまさらですが自己紹介③

【2024.09.10】


自衛官と警察官、両方に合格した私ですが…今回もなんとなく警察官を選ぶことにしました(笑)。理由はというと、自衛官は全国転勤があって、寒い冬の地域には行きたくないから。今思えば、なんとテキトーな決断だったのかと自分でも呆れます…。

警察官に決まると、すぐに警察学校に入校です。噂では「警察学校って厳しいよ」と聞いていたものの、入寮当日、母に送ってもらったときに驚きました。すでに到着していた同期生たちが、信じられないくらい大声で挨拶させられていて、しかも何度もやり直しをさせられているんです。数日前に荷物を搬入しに行ったときには、ニコニコしていた教官たちが、鬼のような形相で怒鳴っているではありませんか!

ここから、厳しい寮生活の始まりでした。まず、携帯電話は入り口で没収、外出は最初の1か月はなし、電話も公衆電話のみ。もう、完全に外の世界と隔絶された状態です。でも不思議なことに、1〜2週間もすると意外と慣れてくるんですよね(笑)。最初は嫌だった大声での挨拶も、「大声出せばいいんでしょ?」と、みんながどんどんたくましくなっていくんです。

警察学校では、法律や仕事の基礎、体力トレーニングをみっちりこなして、6か月後には卒業。そして、卒業後に学校長から配属先が発表されます。私は宮崎市や出身の児湯地域を希望していたんですが、実際に告げられたのは「佐伯は高千穂」でした。高千穂警察は同期の中でも1名しか行かない配属先で、私の後に希望者がいたので、まさか自分が行くとは思ってもいませんでした。しかも、高千穂は宮崎県の最北端にあって、寒さが苦手な私にとっては一番行きたくない場所だったんです。

でも今となってみれば、この配属が人生のターニングポイントになったんです。

次回は、この高千穂での警察官時代についてお話しします!どうぞお楽しみに。

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