高千穂ムラたびの旅路と未来
【2024.08.08】
私は株式会社高千穂ムラたびの佐伯勝彦と申します。会社での肩書はは「隊長」です(笑)。このユニークな肩書は、元警察官という私の経歴から由来しています。2012年にこの会社を創業し、以来ずっと高千穂ムラたびと共に歩んできました。
本当に少しずつ、一歩一歩大きくなってきたこの会社の変遷を少しずつご紹介したいと思い書いております。ゆるりとお付き合いいただければ幸いです。
宮崎県高千穂町秋元集落でスタートした私たちの活動は、豊かな自然環境と深い歴史を持つこの地域の魅力を活かしながら、地域の活性化を目指すことから始まりました。会社理念は【未来のムラづくり】。限界集落とされるこの場所で、地域の方々と共に新しい価値を創造する挑戦を続けています。小さな一歩から始まった私たちの取り組みは、少しずつ形となり、多くの方々の支えを受けて成長してきました。
この記事を書くことに決めたのは、設立から12年の節目を迎え、これまでの歩みを振り返るとともに、得られた経験や教訓を多くの方々と共有したいと考えたからです。地域資源を活用したビジネスの構築には、多くの試行錯誤がありました。地元の特産品を活かした商品開発や、地域の伝統文化を体験できるプログラムの企画など、私たちが試みたアイデアは数多くあり、それぞれにさまざまな学びがありました。
その過程で見えてきた可能性や、得た知識は、地域づくりや地方での起業を考えている皆さんにとって参考になるのではないかと思っています。地方での起業には特有の困難がありますが、その中で地域と共に成長し、持続可能なモデルを作り上げてきたことは、私の誇りです。
これからの高千穂ムラたびの旅路と未来を共に考えるきっかけとして、この記事を通じて、知っていただけると大変嬉しいです。またこれまでの私たちの経験が、同じような限界集落にいる方やそこで起業を考えている方に少しでもお役に立てれば嬉しいです。