神様と向き合う姿勢

【2017.11.30】


おはようございます。

ワーホリのあさみです。

みなさんお気づきかもしれませんが、わたしのムラたびさんでのワーホリ期間も残すところあと2日となりました…!!!!!

びっくりですね、もう3週間がすぎてしまうのかと。

社長の計らいもあって、いろいろなところへ行けたり、夜神楽のお手伝いをさせてもらえたりと、本当に充実した日々でした。

と、あと1日あるのでしんみりした話題はさておき、今日は高千穂町の神社を巡ったときに教えていただいて感心したいくつかの神社の作り方について少しだけ。

(かじった程度なので、これを機にちょっと神社の見方を変えてみるきっかけにでもなれば幸いです。)

 

まず、天岩戸神社の天岩戸遥拝所の作りです。

御神体の天岩戸の洞窟は、西本宮から谷を挟んで反対の壁の中腹にあり、西本宮拝殿の裏側にある天岩戸遥拝所から拝むことができます。

社務所に一声かけると神職さんが案内してくれるシステムで、勝手には観に行けませんのでご注意を!

こちら、天岩戸神社さんのHPから引っ張ってきました。

遥拝所は西本宮の裏のスペースになります。

この図からはわかりずらいですが、天岩戸と遥拝所の位置が少しずれています。正確には天岩戸が、向かってもう少し左の方にあるのですが、それに合わせて遥拝所の天井の垂木もまっすぐではなく、

斜めに走っています。

神様にそっぽは向いてはいけないと、神様への配慮ですね。

ここで1度、ほほぉとなったわけです、わたしは。

 

そして別日の高千穂神社参りの際教えていただいたのが、こちらの写真でわかりますでしょうか?

多分分かりません。笑

説明させていただきますと、この階段に対して本殿が少し傾いた位置に建てられているのです。

 

これは、参拝者がお参りを終えて帰るとき、神様にお尻を向けることになるのを避けるためなのだそうです。

!!!

そうきたか!!と、ここでもわたしはまた思い知らされました。

神様にはそっぽもおしりもダメなのだと。

こちらの写真からは参道に対して少し本殿が傾いてるのが分かるかと思います。

他でもこういった作りをした神社はあるのでしょうかね。

これからちょっと意識して見てみようと思います!

こういった知識があるのとないのとでは、興味の湧き方が変わるものですよね。ガイドさんのおかげでいろいろ興奮しました。

 

もう一つおぉ!!!っと思ったことがあったのですが、もう少しお付き合いよろしいでしょうか。

 

こちら高千穂の方では注連縄(しめなわ)を、七五三縄とも書くのだそうです。

右から7本、5本、3本の標(藁茎)がさがっています。(上の写真でも確認してみてください)
これは高千穂の神楽の祭場や舞いの由来を述べる唱教に由来し、7本は天神七代(てんしんななだい)、5本は地神五代(ちしんごだい)、3本は日向三代(ひゅうがさんだい)とそれぞれの神様を表していると言われています。

また七五三縄に下がる藁の束は神様を表し、神様とは光り輝く存在として崇められ、藁の束で光り輝く神様を表しているそうです。

こちらは天岩戸神社西本宮の鳥居ですが、こちらにも七五三縄がさがっています。

右の方が位が高いので、この配置なのだそうです。

すべてに意味があるので、いろいろ調べだすと頭が混乱し始めるので、今日はこのあたりで。

 

あと1日どうぞお付き合いくださいませ。

 

ふるさとワーキングホリデー あさみ

 

 

 

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